フランス料理の代表! ポタージュ

 ポタージュの「ポ」はフランス語で鍋を指し、鍋に入っているものと言う意味にから生まれ、やがてスープのことを言うようになりました。現在では、ブイヨンと呼ばれる、牛肉、鶏肉、魚の骨やあらに香味野菜を加えて煮だしただし汁をベースに、野菜や肉をなどを様々な形で加えています。西洋料理のコースでは、前菜の次にスープが出されます。スープは食事の幕開けであり、後に続く料理の性格を決める重要な料理です。

豆のポタージュ:豆は、18000種あるマメ科の植物の種子のうち、食用にするもの全体を指します。ポタージュには白インゲン豆を使い、ミキサーで細かくします。インゲン豆は、豆の中でも食物繊維を多く含み、ゴボウに負けないほどです。

キャロットポタージュ:ニンジンの英名「キャロット」は、カロテンをたくさん含んでいることか名前がつきました。それほどニンジンにはカロテンが多く含まれています。特に皮の近くに多いので、洗って皮ごと食べるか、薄くむく程度にするとよいでしょう。カロテンは消化吸収された後ビタミンAに変わるので、プロビタミンAとも呼ばれます。独特のクセや臭いから、昔はナス、ピーマンとともに子どもたちには嫌われる野菜でしたが、最近の品種改良で子どもたちにも好かれる味になりました。