なつかしいメニュー2  ワンタンスープ レシピあり 

 中国料理の点心の一つで、豚ひき肉や野菜を刻んでこねた餡(あん)を薄くのばした小麦粉の皮でつつんだものをスープに入れて食べる料理です。スープと軟らかなワンタンの皮を味わいます。中国では正月の3日に食べる風習がありました。中国では、ワンタンを ”ウンドン”  や  ”ホエトエ”と発音する地方があり、”うどん”  や  ”ほうとう”はワンタンがルーツであるとも考えられています。

 今から30年ほど前、市内の合同調理場では毎日4000食の給食をつくって各学校に運んでいました。学校まで運ぶ間に、ワンタンの皮は水分を吸って伸びきってしまいます。そこで、当時はしっかりとした厚みがあり、短冊状(長方形)に切ってある”乾燥ワンタンの皮”を使いました。でも本物はと食感が違います。現在は、よりおいしくものをという思いから、生ワンタンの皮に挽肉を包んで1つずつ手作りをしています。

上写真:昔のワンタンスープ(長方形のワンタン) 

 _ 下写真:現在のワンタンスープ