【講座番号17】【外国語】原点回帰!英語指導の心得と醍醐味 ~個別最適な学びを教室での生きた言葉としての活動に~
【講座番号17】【外国語】 原点回帰!英語指導の心得と醍醐味~個別最適な学びを教室での生きた言葉としての活動に~
日 時:2024年7月24日(水)午後2時から4時30分
場 所:藤沢市教育文化センター 中会議室
講 師:文教大学大学院教育学研究科 教授 金森 強 氏
研修内容
ペアや4人組で、実際に授業で使える英語を使った活動を数多く体験した。その中で、「ただ英語を読む、書く、聞く、話す」ということではなく、「意志をもって伝え合う」活動にするための工夫やアイデアを様々に学んだ。また、令和の日本型学校教育を踏まえ、本当の学びが起こる、個別最適で協働的な、豊かな言語活動を生むための条件を学び、「覚えたことを速く言うだけ」の活動から脱却し、英語の授業を通してGood Communicator を育てる視点について学んだ。
受講者の感想から
・相手に伝えるための練習をしているはずなのに、タイマーを使ったりして言えばOKという指導をしていたと反省した。本当に相手に伝わるように、心を込めて言えるような指示を出していきたい。
・他己紹介など、一つ一つの活動に意味やゴールイメージを持たせることが大切だと気づくことができました。とにかく速いスピードで話させようとしてしまっていたので、2学期は改善したいと思います。
・目的や場面、状況を設定し、子どもたちにとって意味のある学習が大切なのだと改めて思いました。アルファベットを探したり、作ったりと子どもたちが文字や外国語の学習が楽しいと思えるような学習作りができるようにしていきたいです。
・言葉の勉強は楽しいことであることを再確認できた。 AIにできない、生きている人間こそができるコミュニケーションの力を育んでいきたいと思います。
・「外国語の授業を通して、友達との仲を深める」ことができるという点を、再認識する機会となりました。言葉や外国語を学ぶことの面白さ、楽しさを味わいながら、英語力が向上するというプロセスが大切だと学びました。今回学んださまざまな方法を今後の授業でも生かしていきたいと思います。