日  時:2025年 8月8日(金)午前9時30分~正午

場  所:教育文化センター 中会議室

講  師:白浜養護学校 教諭 山田 玲子 氏・大清水小学校 総括教諭 五味 美穂子 氏

研修内容 

 「支援教育って何だろう?」日々の子どもたちとの関わりの中でそう感じることはありませんか。

 前半は、通級指導教室「すまいる」担当の教諭より、日頃の実践の紹介と通常の学級の先生方が支援の必要な児童生徒に対して

 できる支援の実際を具体的な場面を想定しながら説明していただきました。

 後半は、白浜養護学校地域支援担当の教諭より白浜養護学校での実践の様子と子どもたちが困りごとを抱えている場面での支援の実際や

 通常の学級でもできる工夫や教材・教具について紹介していただきました。

 子どもの理解に繋がる話題が盛りだくさんの講座でした。

     

 

        

        

受講者の感想から

・助けて~!を言えることは、大人(教員も保護者)も大事だなと、はっとしました。教員としての自分を見つめ直すことができました。

・子どもたちが学校で過ごしやすくなるために工夫できることがたくさんあるなぁと感じました。

 また「困る」ことに対してもいろんな困るがあって、それぞれにどうアプローチしていけばいいかを考えるよい機会になりました。

・教材のアイディア、参考になりました。今年から支援級の担任ですが、講座でお話を伺うことで視点が増えるのを実感しています。

 クラスの中に限らず様々な視点から子どもたちと関わり、場合によっては他の機関などの選択肢も使えるようになれればと思います。

・支援を必要としている子どもの中には、運動能力的なところから課題がある子もいるということを知ることができた。

 クラスの中に怒りの感情を抑制できない子どもや、落ち着いて座っていられない子ども、学習が困難な子ども、

 すまいるに通っている子どもがいるので、補助的な教材を使ってみたいと思った。

 とくに、感情を視覚化する教材や、話型をカードにするなどの工夫はすぐに実践したいと思った。