日  時:2025年 8月7日(木)午前9時30分~正午

場  所:教育文化センター 大会議室

講  師:フューチャーインステイテュート株式会社代表取締役 為田 裕行 氏 

研修内容 

 一人1台の情報端末が配備された小学校・中学校では、新しい学びを実現するために授業研究を行っています。

 ICTをただ使っている授業で止まるのではなく、ICTを効果的に活用することで子どもたちが新しい学び方を身につけられるように

 授業をつくっていくことが大切です。

 日本全国の小学校・中学校でのICTを活用した授業の事例を紹介していただきながら、何のためにICTを活用するのか

 という視点をもつことの意義について学びました。

     

受講者の感想から

・普段、当たり前のように使っている端末に対する、目的や場面などを考え直すいい機会となった。

 また、後半のパドレットを使った意見共有などは、参考になった。

・どう使ったら良いのか?…と、考えることが多かったのですが、何を目的にねらいに…と、いう視点がなかったので、

 それを考えて、活用していきたいと思います。 

・ICTの活用について取り入れた方がいいとは思っていたけれど、積極的に取り入れてこなかった私にとって、授業に取り入れる

 ことのハードルが下がる内容でした。1時間の授業の中で自ずと意見の交流が始まるという理想に向け、できることだけでも取り入れて、

 私自身がICTに慣れていきたいと思います。

・とくに印象的だったのは、 「紙の付箋の代わりにデジタル付箋ツールを使う」「児童の作文の途中経過をリアルタイムで確認する」

 「質問をオンラインツール上で受け付ける」「授業動画を録画して、いつでも振り返りできる仕組み 」など、

 デジタルならではの強みを活かした実践例です。これらを2学期の授業に取り入れ、子どもの学びをさらに深めていきたいと思います。

・本日の研修では、改めてICTの必要性を確認することができました。ICT活用が絶対!ではなく、手段としてして知っておいて、

 その場面場面で、 ICTなのか、そうでないのかを選択しながら活用していけばよいのだということがわかりましたした。

 どうしてもハードルが高いので、そのようにあまり難しく考えずに取り組んでいけばよいのだ理解しました。