キャベジンはビタミンUのこと !キャベツのカレー炒め

 キャベツはアブラナ科の一年草で地中海沿岸から大西洋沿岸に原種が自生しています。ヨーロッパでは5000年以上前から食べられていました。当時は、ボールのように丸まったもの(結球)ではなく、広がった葉を食べていました。日本には、江戸時代に観賞用として伝えられました。本格的に食用にされるようになったのは明治以降で、北海道や東北などの寒冷なところで栽培されました。キャベツはアクがないため生でも食べられ、洋風、和風、中華料理ともっとも多く使われていて日本人の食生活に合うように改良された野菜です。ビタミンC、ビタミンU、繊維質を豊富に含み、栄養価の高い食材です。特にビタミンUは別名「キャベジン」と言い、そのままの名前で胃腸薬としても利用されています。