春雨と野菜の炒め物

 ”春雨”は、中国で考えられた食材で、緑豆、ジャガイモ、サツマイモなどのデンプンを加工して作ります。春に降る細い雨に似ているから名前がつきました。乾燥したものを、水や湯でもどしてから汁物や炒め物、サラダなどに使います。歴史は古く、中国では6世紀からほとんど今と同じ作り方をしています。保存食としての役割もあり、水で戻せば手軽に料理できることからいろいろな料理に重宝がられています。