【講座番号40】集まれ!支援教育をめざす先生たち ~少しの工夫と準備+子ども理解で支援教育はできる~

日 時:2023年7月27日(木)午後1時30分から午後4時30分

場 所:教育文化センター 大会議室

講 師:本町小学校 教諭 青木 大 氏  白浜養護学校 総括教諭 都 朋子 氏

  

  

研修内容
  • 子どもへの接し方として、五感の感覚の違いを学んだ上で、疑似体験を行い、授業をどう計画したらよいのかを考えました。また、授業中の支援の仕方や声のかけ方について、グループでの体験やその発表を見合う中で、実践的な学びを積みました。
  • 子どもの観察をする際、どのような視点をもつとよいかを学びました。その上で、ユニバーサルデザイン環境の整え方、ルールの示し方などの細かな配慮について学びました。
研修支援
  • 藤沢市の支援教育についての考え方を学び、支援に対する考え方や授業の準備について具体的に示していただきました。講師の体験を知ることで、支援教育について身近に感じることができました。
  • 支援を必要とする子どもたちの感覚の違いについて学び、その違いをどのように埋めるかを考えるヒントをたくさん得ることができました。
  • 白浜地域支援の訪問相談とはどのようなものなのかの紹介と、相談の中での具体的な子どもの様子やその支援の仕方について話を伺いました。子どものもつ背景から、どのような支援が必要かを考えていく場面の取り組みを具体的に知ることで試してみたいという気持ちが高まりました。
受講者の感想から
  • 教室で気になっている子にどういう手立てをしたらいいのかのヒントをもらえたように思います。それ以外にも学習に困難を感じている子も多いので、今後工夫しつつ、やっていけたらと思います。
  • 様々なトレーニングがあり、子どもたちへの支援方法がたくさんあると感じました。藤沢は「支援教育」で、特別支援ではなく、皆に対しての支援だという言葉が心に残りました。
  • 支援教育について、考えを深められたように思います。地域支援の訪問相談で子どもを見に来ていただいたときの、視点についてよく分かりました。自分のクラスの子どもたちを想像しながら、課題設定を再度直した方が良いと思いました。また、学年の子や他学年の子でも、その子に合う対応を考えていきたいと思いました。行動には、理由があり、表現できなくても思いがあるということをおさえていきたいです。他にも、DCD発達性強調運動障害について学べました。