夏の研修講座 【講座番号21】日本地質学発祥の地 秩父を訪ねる
夏の研修講座【講座番号21】「日本地質学発祥の地 秩父を訪ねる」
日 時:2023年 8月4日(金)9:00~17:00
場 所:埼玉県 秩父・長瀞方面
講 師:箱根町企画課 箱根ジオパーク事務局次長 笠間 友博 氏
研修内容
○武蔵野台地を車窓より観察
○岩殿丘陵などを車窓より観察
○埼玉県長瀞駅下車:岩畳、秩父赤壁、虎岩を散策
○前原の不整合を見学:行きの渋滞のため車窓見学にする
○中央構造線を車窓より観察
成果と課題
圏央道・関越自動車道を通りながら車窓観察として、講師から丘陵・台地等詳しく解説があり、帰りの高速道では参加者同士で、行きに学んだ内容をお互いに共有することができた。
長瀞では暑さが厳しかったため、時間を短縮して研修を行った。しながら岩畳・赤壁・虎岩の説明を聞いたり、蛇紋岩に磁石がくっつくかどうかのワークショップを交えたりしながら散策をし、様々な片岩を観察することができ、質の高い研修となった。
参加者の感想(抜粋)
・笠間先生の素晴らしい解説です。丘陵、河岸段丘などの地学用語を、実体験を持って学ぶことができました。また、片岩についての解説もわかりやすかったです。
・長瀞での岩畳、赤壁、虎岩の解説もそうですが、バス内での説明がとても印象に残りました。
・変成岩化するのに何千年もかかるというお話が印象に残っています。長瀞の雄大な自然はいわずもがなですが…。
登録日: / 更新日: