夏の研修講座【講座番号32】メダリストに聞く!柔道が好きになる授業のポイント
【講座番号32】メダリストに聞く!柔道が好きになる授業のポイント
日 時:2023年 7月26日(水)午後1時30分から午後4時30分
場 所:秩父宮記念体育館 武道室
講 師:柔道家 泉 浩 氏
研修内容
アテネオリンピック銀メダリストの泉浩氏とともに、中学校男性教諭、高校女性教諭も講師として指導に当たっていただき、授業でそのまま使える指導方法を学んだ。「痛い」「怖い」「つまらない」というイメージを払拭し、「柔道は楽しい、役に立つ」「もっとやってみたい」と思える指導をめざし、後ろ受け身、横受け身、前回り受け身、袈裟固め、鉄砲返し、横四方固め、膝車、支え釣り込み足、大腰、背負い投げを段階的に指導する方法を、実際に動きながら実践的に学んだ。
最後は、マットも使いながら、受講者が一人ずつ講師に背負い投げをかけてもらい、「本物の技」を体感する場面もあった。
研修成果
各中学校から多くの保健体育科の先生と、小学校の先生1名が参加し、3名の講師から実技を中心に学べたので、今後の柔道の授業の参考になった。途中で学んだことの記録をする時間を多く設けていただいたので、熱心に記録している受講者が多かった。
各校の体育科で共有するように促したので、中学校の授業に生かされていくものと期待できる。講師への連絡や問い合わせへの返信がなかなかスムーズにいかなかったが、結果的には各校一人の参加者を派遣してくださったおかげもあり、意義のある研修となった。
受講者の感想から
・横受身は、形だけでよいということ。今まで、時間をとって練習させてきました。前回り受け身も、前転からはいるというのも、生徒にとってわかりやすいと思いました。
・実技を行うだけでなく、指導のポイントや導入から発展までと細かく教えていただけたことがとても参考になりました。
・受け身の練習を楽しくするための工夫や伝え方が印象的だった。