夏の研修講座【講座番号13】楽しい書写の指導
【講座番号13】楽しい書写の指導
日 時:2023年 8月7日(月)午後1時30分から午後4時30分
場 所:藤沢市教育文化センター 大会議室
講 師:横浜国立大学 教授 青山 浩之 氏
研修内容
○学習指導要領における書写指導の扱い(特に課題意識を持った学び、協働学習について)
○平成29年度改訂における変更点、小学校低学年における水書指導について
○実習のポイント
研修の成果
○学習指導要領の趣旨を生かした書写指導のあり方について説明していただいた。さらに、実習を通して書写の指導における具体的なポイントを教えていただいた。
○単に技能の習得で終わる授業でなく、個々の児童・生徒が課題意識を持って取り組み試行錯誤したり、協働的な学びをおこなったりする授業をデザインすることの大切さが理解できた。
受講者の感想から
・書写はお手本通りに書くことをゴールとするイメージが強かったが、それよりも自分自身で課題を見つけ、修正していくことが重要だと分かった。そうすることで課題解決の学びにもなると感じた。
・何のために毛筆をやるのか学びました。今まで、作品づくりのような授業をしてしまったので二学期からは子どもの実態をよく見て、つけさせたい力を見極めた上で目的意識をもって授業に臨めるようにします。目から鱗の研修でした。
・手書きの機会の減っている実生活がある一方で、小学生に手書き技術の向上や美しい文字を書くことを教える意味が、上手く説明できないことに悩んでいました。でも今日の青山先生のお話を聞いて、手書き技術を高めることの意味がよくわかり、解決しました。ありがとうございました。
・書写の指導方法の中で、字形などに着目しながら、課題解決していくのが面白かったです。特に、薄墨や朱墨など体験活動を通して、主体的に学ぶ姿勢が参考になりました。