今日のメニューは

ブドウパン

ホワイトシチュー

リンゴ、牛乳です。

家庭でシチューと言えば、ルーを入れ一緒に肉や野菜を煮込んだ料理を指します。
シチューは、16世紀後半のフランスで誕生し、日本に入ってきたのは明治時代でした。しかし、それはビーフシチューで、ホワイトシチューではありません。
では、ホワイトシチューはいつからに食べられるようになったのでしょうか?

実は、戦後の学校給食のメニューが最初だと言われています。
戦後、子どもたちのカルシウム不足を補うために、貴重品である牛乳は使えなかったので、脱脂粉乳というものを使っていました。当時、脱脂粉乳のシチューは「白シチュー」と呼ばれ、それが今のホワイトシチューです。
皆さんは、食材欄に「脱脂粉乳」とあったことに気がつきましたか?
今日のホワイトシチューは、家庭で食べるルーを使ったものではなく、脱脂粉乳による「元祖」の味です。
味わって食べることができましたか? 

ごちそうさまでした。

今でも売っています

この粉が脱脂粉乳

昔は、脱脂粉乳をお湯で溶かしたミルクを飲んでいました