サクラ・・・・・ソメイヨシノ

 大道小には、サクラが33本あり、そのうち25本がソメイヨシノです。ソメイヨシノはサクラを代表する品種で、葉のない木に淡いピンクの花が一面に咲き、300種以上あると言われるサクラの中でもその華やかさにまさるものはないでしょう。一つのつぼみから3~6個の花が出ることはあまり知られていません。ソメイヨシノは、明治時代の初期にオオシマザクラとエドヒガンという品種の雑種として、染井村(現東京豊島区)の造園師や植木職人によっ育成されました。新しい品種であることがわかった1900(明治33)年にソメイヨシノ(染井吉野)と名前がつきました。種(たね)から生えることはなく、現在植えられているソメイヨシノは、さし木やつぎ木などで増やされたものです。従って、日本中のソメイヨシノは1本の親木から枝分かれしたもので、すべて同じ遺伝子を持っていることになります。だから、花の色、咲き方、咲く時期、散る時期、枝ぶりなど同じ特ちょうを持っています。ソメイヨシノは葉も花も苦くてまずいです。

2013年、3月17日から咲き始め、3月23日ほぼ満開。  2012年、4月4日ころから咲き始め、4月11日ほぼ満開。 2011年、4月8日ころほぼ満開(多分)

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