夏の野菊！　　ヒメジョオン　（姫女菀）　　キク科

　アメリカ原産の１～２年草で、1860年の明治維新のころ日本に入ってきました。当時は「柳葉姫菊（やなぎばひなぎく） 」と言われて愛好されました。セイヨウタンポポと同じように受粉しなくても実がつくため繁殖力が強く、日本のどこでも見られるようになりました。ハルジオンとよく似ていますが、花期が６～９月と遅いこと、茎が中空でないこと、葉が茎を抱かないこと、つぼみが下を向かないことなどで区別できます。ハルジオンと同じように、春先の茎が立つ前の若い苗が食べごろで、天ぷらやおひたしが美味しいです。

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