サクラ・・・イチヨウ

　大道小には３３本のサクラがあり、そのうち８本は八重咲きの淡いピンク色の　”イチヨイウ（一葉）　”　という名前のサクラです。イチヨウは、東京の荒川の土手から関東、さらに全国に広まった栽培品種でソメイヨシノより少し遅れて咲きます。八重桜の花びらは、おしべが変化したものです。イチヨウという名前は、めしべが１本でその下部が葉に変化することが多いことによります。桜茶は、八重桜の花びらを塩漬けにしますが、赤みの濃いカンザンという品種が使われます。

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