注意したい! セグロアシナガバチ   スズメバチ科アシナガバチ亜科

 足が長く飛んでいるときは、足をだらりとさげています。アシナガバチのなかまは日本に7種いて、セグロアシナガバチは市街地にも多く見られます。スズメバチと比べるとおとなしいですが、刺激をすると襲ってきて刺し、中にはアナフィラキシーショックをおこすことあるので注意が必要です。カリウドバチのなかまで、チョウやガの幼虫を捕まえて肉団子にしてエサとします。1年生で、春女王バチが単独で巣を作り、働きバチが生まれると産卵だけを行い、働きバチが幼虫の世話をします。秋に、幼虫が羽化しすると次に雄バチと新女王バチが生まれて飛び立ちます。女王バチは晩秋までには死滅し、巣は解散します。