ザクロ(石榴)   ザクロ科

 イラン・アフガニスタンなど西アジアの原産。シルクロードを経て平安時代には中国から日本に入ってきていたようです。花は朱紅色で実は食べられます。実が熟すと皮が割れて種子を包む果肉がたくさん見えます。庭木や盆栽として植えられ、高さ4mくらいになります。皮を乾燥させたものは石榴果皮(せきりゅうかひ)といい、煎じて飲むと虫下し薬として使われました。果皮は甘酸っぱいのでシロップや料理の味付け、サラダドレッシングなどに使われます。中東・インド・メキシコでは煮込み料理もあるようです。大道小のザクロは、木が小さいのでまだ実ができません。