ヒマラヤシーダー(ヒマラヤスギ)   マツ科

 標高1100~4000mの西ヒマラヤからアフガニスタン東部原産の常緑針葉樹で、日本には明治時代初めの1879年ころに入ってきました。雌雄同株ですが、30年ぐらいまでの若い木には雄花だけしかできず、その後に雌花もつけるようになります。11月ころに花が咲き、実は翌年の11月ころに成熟します。枝は水平に伸び、樹形がきれいなため、公園や庭木として植えられます。葉は細くて今年伸びた新しい枝先は白っぽく、かぜにたなびくと涼しげに感じます。この木下には草があまり生えません。

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