インド原産のユリのような  インドハマユウ    ヒガンバナ科

 ハマユウは”浜木綿” と書き、海岸の砂地に生える多年草で、常緑の葉がオモトに似ていることからハマオモトとも言われます。大道小では、旧音楽室の裏側にインドハマユウが咲いていました。昭和初期にインドから移入された花で、ハマユウの花びらより幅が広く枚数少なくてユリの花のようです。アサガオの葉に隠れそうになっていましたが、大道小は湘南砂丘地帯の中にあるため、生育には適しているのでしょう。ハマユウは暖かい地方の植物で、生育の北限は年平均気温が15℃の線と一致し、この線をハマオモト線といいます。

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