ム ク ノ キ (椋の木) ニレ科

 大道小では、どんぐり山の隣の大きなエノキとサクラの間にあり、クワに似た葉を持っています。葉がザラザラしているので、昔は紙やすりのように漆器やべっ甲を磨いていたので、木で家や器物をつくる人を指す”杢(もく)”の木から名前がついたと言われます。生長が速く20mほどの大きな木になります。材の質はやや堅く粘りがありますが、耐久性は低い方です。道具材、楽器材などに使われます。秋に実が黒く熟し甘いため生でも食べられ、また、ムクドリなどの野鳥もたくさんやってきます。

_

_

_